胆嚢摘出後 アルコール 影響

胆嚢摘出後の生活。 アルコールの影響は大丈夫?

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 胆嚢摘出後における予後について、その体調変化や生活の質に一体どのような変化が生じるのか、不安を抱かれる方が多いので、整理しました。

 

 

【まずは胆嚢の機能を正しく把握しましょう】
胆嚢の機能と肝臓の機能を一緒くたに考えている方が非常に多いのですが、胆嚢の機能は胆汁を生成することではありません。
胆嚢を摘出してしまうと、その影響で、胆汁を全く生成することができず、食生活に多大な影響が生じ、見直しを迫られると考えておられる方も多いかと思いますが、事実は異なります。

 

胆嚢の機能は、肝臓で生成された胆汁を一定量貯蓄しておくものです。
よって、人体から胆汁が生成されなくなるということは大いなる誤解です。
ためておいた胆汁を、食後に十二指腸で分泌し、体内の消化サイクルに関与します。

 

 

 【貯められる胆汁の役割は何か?】
肝臓で生成され、胆嚢において一定量蓄積される胆汁ですが、その機能は胆汁内に含まれる胆汁酸と呼ばれる成分が、食事に含まれる脂肪の分解と消化を促進します。

 

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【胆嚢摘出後、生じる影響は?】
胆汁そのものが生成されなくなるわけではありませんので、食生活において、脂肪を絶対さけなければならなかったりという極端な影響は生じません。
しかしながら、蓄積能力が失われていますので、食事の消化のタイミングにおいて十二指腸で分泌することができません。

 

この失われた能力を補うように、肝臓では胆汁の生成がより活発化するといった臨床研究報告などが近年あがっており、手術による影響が、胆嚢摘出後の生活に重大な障害を与える可能性は非常に低いと言えます。

 

 

【胆嚢摘出後、アルコールは摂取できるか?影響はあるか?】
胆嚢および胆汁の機能は、脂肪の分解消化にありますので、アルコール摂取が直接的に健康に大きな影響を与えることはありません。
しかし、胆汁生成に加え、アルコール分解もまた肝臓の主な機能ですので、胆嚢摘出後にアルコールを節度なく摂取することは肝臓に深刻な影響をあたえることは明白です。

 

つまり、術後もアルコール摂取をすることは術前と同様に可能ではあるが、過度のアルコール摂取は、肝臓へ深刻なダメージと影響をあたえることになりかねませんので、アルコールや脂肪分を多く含むような食生活の偏りには、一定の配慮が必要であるといえます。

 

胆嚢摘出後の生活と気をつけなければいけない点を簡潔に整理しました。
胆嚢摘出後は、たしかに重度の障害を残す可能性は低いのですが、肝臓を含めた消化器への思いやりは必要となります。

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