胆嚢腺筋病 症状 治療方法

症状から発見が難しい胆嚢腺筋病を早期発見、および治療方法とは

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無自覚症状のまま進行する胆嚢腺筋病と治療方法について整理しました。
知識を整理して、定期検診を受けましょう。

 

 

【胆嚢腺筋病とは何か?】
胆嚢壁に生じる病気のことで、目立った自覚症状がなく、発見が難しいとされています。
胆嚢腺筋病によって、胆嚢壁の筋層の肥厚や胆嚢粘膜の過剰生成によって胆嚢壁が異常に肥厚する病態のことです。
進行すると、胆嚢炎や胆石症といった疾病を招くことがあります。

 

 

【自覚症状はあるか?】
現れる明確な症状がないため、その他の病気の診断の際に発見されるケースも多いほどです。
吐き気や上腹部違和感、右上腹部に鈍痛を感じるケースもありますが、胆嚢炎や胆管炎も類似の症状を示すので、症状による特定は困難を極めるといえます。
病理的検知では、赤沈亢進やCRP上昇、白血球の増多が見られます。

 

この場合には、更に内視鏡的逆行性胆道造影や経静脈性胆嚢X腺造影、超音波検査などが実施されます。
胆嚢壁局所性の肥厚、肥厚壁内において小嚢胞像が確認されれば、これに加えてコメット様エコーにおいて壁内結石の存在が確認された場合、病態が確定します。

 

繰り返しになりますが、特徴的な、あるいは自覚可能な症状がなく、仮に生じた不調についても、すでに合併症や悪化してから生じているケースであり、早期発見は極めて難しいとされています。

 

ただし、人間ドックにおいて肝臓やその他消化器の検診レベルを上げた場合や、腹部超音波検査によって局所的レベルの検診によって、胆嚢壁の肥厚を発見できるケースも有ります。
いずれにせよ、自覚症状を待ってから医療機関を受診するとすでに悪化しているので、定期的な検診と検査が必要となります。

 

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【どのような治療方法があるのか】
 胆嚢腺筋病は基本的に無自覚のまま進行し、生じる合併症もそれほど悪性化することはないので、積極的な治療方法は選択されない傾向にあります。

 

しかし胆嚢腺筋病は進行すると、胆嚢炎や胆石症を併発しますので、個々人の症例や年齢によっては、胆嚢摘出術を治療方法として選択されるケースがあります。
胆嚢腺筋病患者の体力に懸念がある場合や、症状が比較的軽い場合には、腹腔鏡下胆嚢摘出術を治療方法として選ぶことが一般的ではありますが、しかし、炎症が強い場合や、その他、肝機能や胆嚢の病態によっては、外科的開腹手術を行うことがあります。

 

胆嚢癌検診のつもりが胆嚢腺筋病が発見されるケースや、その逆もありうるのです。
適切な治療方法も個々人の症例や医師の判断によります。
不安であればセカンドオピニオンと負担の少ない治療方法を検討しましょう。

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