胆嚢摘出後 体への影響

胆嚢摘出後に体への影響はあるの?

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珍しくない胆嚢摘出手術とその後の生活はどうなるのか、今一度整理しましょう。

 

 

【胆嚢摘出そのものは致命的か?】
まずは、正しい知識を得て不安を払拭しましょう。
胆嚢摘出手術を経験することは決して珍しいことではありません。

 

胆嚢を摘出しなければならない病態は、胆嚢炎や胆嚢腺筋腫症、肝癌の転移や胆管癌などの重篤な病態におかれた場合は、全摘による治療方法が選択される場合があります。
胆嚢摘出後の体への影響は軽微ではありますが、それよりも、他に臓器において進行している病態を深く注視しなければならない状態です。

 

 

【胆嚢摘出後に生じる体への影響とは?〜食生活編〜】
胆嚢とは、肝臓によって生成された胆汁を貯蔵しておく機能を有する臓器のことをいいます。
胆汁とは、主に人間の食事に含まれている脂肪を分解する作用をもつ消化液のことです。
フローとしては、肝臓で生成された胆汁を胆嚢で一時的に貯蔵し、食事などで脂肪分解する必要性が生じた際に、総胆管を通じて十二指腸へ胆汁を分泌、消化するという流れになります。

 

さて、本題ですが、胆嚢を何らかの病態によって摘出する事になった際に生じる体への影響は、結論から言えば、生活スタイルや質を極端に改善せざるを得ないような、体への影響自体は生じにく
いと考えて良いでしょう。
胆汁を生成するのは肝臓の機能であるため、脂肪分解ができなくなるわけではありませんので、脂肪を含む食事の徹底摂取厳禁などは起こりにくいといえます。

 

しかしながら、当然ですが、病態は個々人によりますので、胆嚢摘出後、退院の際に栄養指導を受けたい際には遵守しなければなりません。
胆嚢摘出後の、体への影響は、一般的には軽微であるとされていますが、だからといって術前と、それ以上に体や肝臓、その他臓器へ負担をかけるような食生活は避けましょう。

 

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【胆嚢摘出後に生じる体への影響とは?〜合併症編〜】
一般的なケースではありませんが、胆嚢摘出後に上腹部に違和感や痛み、発熱や黄疸を生じるケースがあります。
これは胆道の運動機能に異常が生じていることが主な原因とされ、現在は内服薬による内科的治療で正常化することができますので、万が一異変を感じた場合は医療機関に相談しましょう。

 

また、胆嚢摘出後に限らず、院内感染や外科手術を行った場合の創感染、意外なことに肺炎、不完全な外科治療による術後出血、肝臓と胆嚢の切除部位より胆汁が漏出することがある、いわゆる、術後胆汁漏が起こることがあります。

 

まとめますと、胆嚢を摘出するからといって、体への影響について極端にナイーブになる必要はありませんが、過剰な脂肪分を含む食生活の見直し、肝臓へ負担を増やさないようアルコールの過剰摂取を改善したり、また、胆嚢はもちろん、肝臓やその他消化器が今深刻な病気を抱えていないか、今一度検診によるチェックを行ったほうが良いでしょう。

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